このブログの著者について

【書評】『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』レビュー|「税金が怖い」と震える夜を終わらせるために

Low Calm
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

淹れたてのダージリンの湯気が、静かに立ち上っている。 人事労務として給与計算や年末調整の実務に携わっていると、時折、社外の友人から悲鳴のような相談を受けることがある。「独立したのはいいけれど、税金のことが何もわからない」と。

会社員時代、天引きされる税金に溜息をついていた彼らは、独立した途端、その「面倒な計算」を誰かがやってくれていたという事実に打ちのめされるのだ。

今日紹介するのは、そんな「税金の迷子」たちに救命浮輪として投げ込まれたロングセラーだ。だが、私はあえてFP(ファイナンシャルプランナー)の視点から、少し冷徹な読み方も提案したいと思う。

この本は、単に「税金の計算方法」を教える本ではない。自分の「時間」を守るために、どこまでを知り、どこからを捨てるべきかを判断するための羅針盤だ。

結論:この記事は「読む価値」ある?

  • 読むと得られるもの
    「経費」の正解と不正解の境界線 / 税理士に依頼すべきタイミングの判断基準
  • こんな気分向け
    独立・副業を始めたが、税務署が怖くて仕方がない / 領収書の山を見て絶望している
  • Low calmの判定
    「必読。ただし、読後に『自分でやる』か『プロに投げる』かの決断を迫られる一冊」
タックスボイス 税理士探しの無料問い合わせ

Low calmが「グッときた」ところベスト3

【第1位】「専門家×漫画家」の最適解なコラボレーション

多くの入門書が挫折するのは、結局「文字が多い」からだ。 本書は、「日本一フリーランスに優しい」大河内薫税理士の知識を、漫画家の若林杏樹氏が「圧倒的な当事者目線(つまり素人目線)」で翻訳している点に価値がある。 若林氏が作中で見せる「リアルな恐怖」や「素朴な疑問」は、まさに読者の心の声を代弁しており、この共感性の高さが、難解な税の話を驚くほど身近にしてくれる。

【第2位】「経費」とは「事業への投資」であるという本質

「あれもこれも経費になる!」と煽るだけの本ではない。 ただの無駄遣いを経費にするのではなく、売上に繋がる支出を経費と呼ぶ。このシンプルな原則は、FP視点でも非常に誠実だと感じる。 領収書を集めることが目的化している人にとって、この思考の転換だけで、本書の代金以上の価値があるだろう。

【第3位】素人が「自己流」でやるリスクの可視化

ここが最も重要だ。本書を読むと、税金の仕組みがわかると同時に、これだけの作業量を、本業の合間にこなさなければならないのかという絶望的な事実にも直面する。 「知識として知っておくこと」と「実務としてやること」は別だ。 人事の私から見ても、餅は餅屋。生半可な知識で挑む確定申告は、時間の浪費という最大のコストを生む可能性があると言わざるを得ない。

どんな人におすすめなのか

✅ おすすめな人(時間を投資すべき人)

  • フリーランス・個人事業主の1年生
  • 「脱税」と「節税」の違いが説明できない人
  • 税理士を雇うだけのお金がない、と思い込んでいる

🚫 おすすめしない人(ミスマッチの可能性)

  • すでに法人化しており、高度な節税スキームを求めている人
  • 税法そのものを学術的に学びたい人

紙 or 電子どの形式で「時間」を使うべきか?

判定:◎ 電子書籍(タブレット) 若林先生の漫画形式でサクサク読めるため、電子書籍との相性が抜群に良い。検索性も高く、気になった時にスマホやタブレットで「接待交際費」のページを呼び出せるのは大きなメリットだ。

まとめ:あなたの「時間」を投資する価値はあるか

この本は、間違いなく名著だ。 しかし、読み終えた後にあなたを待っているのは、「さて、この膨大な作業を自分ひとりでやるか?」という問いである。

私の考えを正直に述べよう。 もしあなたが、本業で売上を作ることに集中したいのなら、慣れない会計ソフトと格闘して休日を潰すことは推奨しない。人生の時間は有限であり、あなたの時給はもっと高いはずだからだ。

「でも、税理士の探し方がわからない」「高額な顧問料をふっかけられたらどうしよう」 そんな不安がよぎるのなら、本を探すのと同じくらいの手軽さで、紹介サービスを使ってみるのが合理的だ。

例えば、「タックスボイス」というサービスがある。

一般的に税理士紹介サイトは「マッチングして終わり」のケースも多いが、ここは少し毛色が違う。

  • 「面談同席」と「交渉代行」
    これが最大の特徴だ。担当者が税理士との面談に同席し、言いにくい料金交渉も代行してくれる。
  • ミスマッチ回避:
    越境ECなど特殊な業種にも強いネットワークを持つが、もちろん一般的なフリーランスの相談も丁寧にヒアリングしてくれる。自分の業種や規模感を伝えれば、それに合った税理士を探してくれる。
タックスボイス 税理士探しの無料問い合わせ

気が弱い人や、相場がわからず不安な人にとって、これほど心強い防波堤はない。 万が一相性が合わなくても、断りの連絡まで代行してくれるというのだから、利用しない手はないだろう。

本を読んで「税金の基礎」を理解したら、実務は「信頼できるパートナー」に任せる。 それが、あなたのビジネスと、何よりあなたの「平穏な日々」を守るための、最も賢い投資だと私は思う。

【最終案内】あなたの「時間」を豊かにする一冊と選択肢

まずは敵(税金)を知るために

そして、敵と戦う味方(税理士)を安全に探すために

タックスボイス 税理士探しの無料問い合わせ
ブックカバー
スポンサーリンク
Recommend
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました