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【書評】『1万円起業』|FP視点で見る、低リスクで「個」の城を築く賢い投資

Low Calm
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人事労務として300人の雇用を見守り、FPとして家計の合理性を追求してきた私、Low calm(ロウカーム)が、一冊の本を紐解きます。

結論から申し上げます。この本は、「失うリスクに怯えて、新しい一歩を踏み出せない人」にとって、最良の処方箋になります。

結論:この記事は「読む価値」ある?

  • こんな悩みを抱える人へ
    副業を始めたいが初期費用が怖い、自宅住所をネットにさらしたくない、会社にバレずに準備を進めたい。
  • 読むと得られる「実利」
    「持たざる経営」の具体策が分かり、無駄な固定費を削る決断が下せるようになります。
  • Low calmの判定
    「購入推奨(手元に置き、事業の羅針盤とすべき一冊)」

Low calmが解説する「実生活で使える」ポイント3選

【ポイント1】「1.5万円」から始める、現代のリアリズム

原題は『The $100 Startup』。当時のレートでは1万円でしたが、1ドル150円前後の2026年現在なら、実質「1.5万円起業」と呼ぶのが誠実な読み替えでしょう。
しかし、本質は揺らぎません。

大金を投じる前に、まずは最小単位で価値を届けること
人事の現場でも、副業から始めていつの間にか独立していく方は、皆この「小さく始める」技術に長けています。

【ポイント2】固定費を「リスク」として計算する

本書の成功例に共通するのは、物理的なオフィスを持たない身軽さです。
FPの視点から言えば、売上のない時期の固定費は、純粋な負債です。

毎月数万円の家賃を払うことは、自分自身の首を絞める行為に他なりません。
まずは月額1,000円以下のコストで済むインフラを使い、キャッシュフロー(現金の流れ)をプラスに保つ。この「守り」の意識が、生存率を劇的に高めます。

【ポイント3】特商法という「見えない壁」を賢く越える

ネットで商品を販売する際、避けて通れないのが「特定商取引法」に基づく住所公開です。
自宅住所をさらすリスクは、バーチャルオフィスで回避可能です。

ただし、消費者庁の指針では、「遅滞なく住所・電話番号を提示できること」が条件とされています。信頼できる運営元を選び、開示体制を整えておく
このひと手間を惜しまないことが、法的正当性を保ちつつ、自分のプライバシーを守る「大人の起業」の作法です。

別サイトですが、下記の説明がわかりやすいです。

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特定商取引法の表記にバーチャルオフィスの住所は使える。記載例も紹介
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プロの視点で見る「ここが惜しい」

翻訳書であるため、日本の郵便事情や、実際のインフラコストについては自分で計算する必要があります。

例えば、日本では2024年秋に郵便料金が大幅に改定されました。
住所だけを借りても、そこへ届く郵便物の転送費用を計算に入れておかなければ、思わぬ出費に繋がります。

こうした「日本独自の実務コスト」は、本書の後に自分自身でプランニングしなければなりません。

どんな人におすすめなのか

✅ おすすめな人(時間を投資すべき人)

  • リスクを最小限に抑えつつ、自分の「価値」を試したい人。
  • 自宅のプライバシーを死守したい副業家・フリーランス
  • 理論よりも「今日からできるアクション」を求めている人。

🚫 おすすめしない人(ミスマッチの可能性)

  • 「一等地の巨大オフィス」を持つことが、唯一の成功の証だと信じている人。
  • 郵便物の受け取りや転送といった「管理実務」のコストを、自分の時間で補えない人。

紙 or 電子どの形式で「時間」を使うべきか?

  • 紙:◎
    自分のビジネスモデルを書き込み、付箋を貼る「作業机」のような一冊です
  • 電子:〇
    移動中の隙間時間に、マインドセットを整えるのに適しています
  • オーディオブック:△
    ワークシート部分は、目で見ないと理解が追いつかないかもしれません
【30日無料】Kindleで読む

世間の口コミ(Xから)

まとめ:あなたの「時間」を投資する価値はあるか

かつて私が潰瘍性大腸炎で入院していたとき、一番怖かったのは「自分の場所」を失うことでした。でも、健康と、少しの勇気、そして賢いツールがあれば、どこにいても「個」の城は築けます。

人生の時間は有限です。 無駄な固定費に命(お金と時間)を削られるのではなく、賢く環境を整えて、あなたの本業(価値提供)に集中してください。


【最終案内】あなたの「時間」を豊かにする一冊

【30日無料】Kindleで読む

本書が説く「低コスト起業」を日本で実践するなら、住所の確保はここから始めるのが最も合理的です。

月額880円(税込)。 渋谷や広島といった一等地のビジネス住所が手に入り、もちろん法人登記も可能です。

費用についてFPとして厳密に補足すると、この基本料金の他に、郵便転送1件あたり165円(税込)の発送手数料と郵送料実費(定形郵便110円〜)が発生します。
合計で1通300円程度。ですが、郵便が少ない初期段階なら、これほど無駄のない「従量課金」はありません

自宅住所を守る安全代として、月額880円。 ランチ1回分のコストで「プロの顔」を手に入れる。一歩踏み出す準備は、これで整うはずです。

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