月1万円の積立ても「怖い」と思っていた人事マンが、FP2級を(渋々)取って悟った「お金の正解」
『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は時間の無駄か?本音でレビューします。
こんにちは、「本の変人」ことLow calm(ロウカーム)です。 美味しい紅茶を淹れて、今日もパソコンと就業規則とにらめっこしています。
さて、突然ですが、あなたはお金の勉強で「失敗」した経験はありますか?
私はあります。 何を隠そう、私、Low calmは、2025年10月にFP(ファイナンシャル・プランナー)2級を取得しました。 「すごい!」と思いましたか? ありがとうございます。 ですが、動機は「職員の給与計算をミスったら人生が終わる」というプレッシャーと、「老後のこと、お金のこと」への漠然とした不安からです。
FPのテキストを開いて、まず絶望しました。 「……文字が、多い。」 税制、保険、年金、金融資産。知らないカタカナ。 年間150冊読む活字中毒者の私ですら、「これは……時間の無駄になる本(テキスト)だ」と直感し、何度も挫折しかけました。
そんな私が、人事労務として、そしてFP2級取得者として、声を大にして言いたい。 「これからお金の勉強を始めたい」「投資が怖い」「NISAって何?」という人が、最初に読むべき本は、分厚いテキストではありません。
結論から言います。 山崎元さん、大橋弘祐さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』こそ、あなたが「お金の勉強」で失敗しないための、最適解の一冊です。
なぜ断言できるのか? それは、この本が「あなたの時間を大切にする」という私のモットーと、完璧に合致しているからです。
この記事では、以下のことがわかります。
- FP2級・人事労務の私が、本書の「どこにグッときた」のか(ベスト3)
- 本書が、なぜ「最初の一冊」に最適なのか(読むメリット)
- 逆に、この本を「読んでも時間の無駄」になる人はどんな人か
この記事を読めば、あなたは「怪しい金融商品」や「無駄に難しいだけの情報」に振り回されることなく、自分のお金を守り、増やすための「最短ルート」を理解できるようになります。
☕️ Low calmがグッときたところベスト3
私が「これは!」と確信した良書のみを紹介する当ブログ。 年間150冊読む私がお金の本で挫折しかけたからこそ、本書の「シンプルさ」には感動すら覚えました。 FPのテキストで100ページかけて説明されることを、本書はたった一言で結論づけてくれます。
【第1位】「銀行員の言うことは絶対に聞くな」
いきなり強烈な見出しで失礼します。 ですが、本書(原作対話版)のド頭、たった1ページ目で出てくるこの言葉こそ、私が本書を「信頼できる」と確信した理由です。
「銀行や証券会社の『おすすめ商品』は、彼らが儲かる商品だ」
人事労務として働く私は、日々「給与」というものに向き合っています。 職員の生活がかかったお金を扱うプレッシャーは凄まじいものがあります。 だからこそわかるのですが、銀行員も証券マンも、私と同じ「会社員」です。 彼らには「ノルマ」があり、それを達成しなければ「評価(ボーナスや昇給)」に響きます。
彼らは「あなたのため」を思って商品を勧めているのではなく、「自分の今月のノルマのため」に勧めているのです。 これはブラックジョークでも何でもなく、資本主義の現実です。
FPの勉強をすると、「手数料(信託報酬など)」がいかにリターンを蝕むかを学びます。 銀行の窓口で勧められる「手数料の高いファンド」は、まさに「銀行が儲かる」商品。
本書は、その不都合な真実を、オブラートに包まず、最初に叩きつけてくれます。 この「読者に媚びない正直さ」こそ、本書が時間の無駄にならない最大の理由です。
【第2位】「答えは『インデックスファンド』。これだけでいい」
第1位で「買うな」と言われ、じゃあ何を買えばいいのか。 本書の答えは驚くほどシンプルです。
「とにかく『全世界の株式』か『全米株式』のインデックスファンドを買え」
FP2級の試験には、個別株、債券、外貨預金、変額保険、ありとあらゆる金融商品が出てきます。 私も「分散投資が~」「ポートフォリオが~」と必死で暗記しました。
しかし、本書は言います。 「そんな難しいことは、考えなくていい」と。
これ、本当に救いでした。 新卒1年目に難病(潰瘍性大腸炎)を宣告され、「いつ働けなくなるかわからない」という不安と戦ってきた私にとって、「お金」は切実な問題です。 だからこそ、FPの勉強を始めた。でも、難しい。
そんな時、経済評論家の山崎元さんが「プロでも勝つのが難しいんだから、素人は『平均点』を取りに行けばいい。それがインデックスファンドだ」と断言してくれる。 これ以上の説得力があるでしょうか?
「日経平均が上がった」「あの株が下がった」と一喜一憂するのは、それ自体が「時間の無駄」であり「精神的なコスト」です。 私たちの「大切な時間」は、もっと別のこと(家族や趣味、美味しいお茶)に使うべきです。
「ほったらかし」でいい。 この言葉が、どれだけ私たちの心を軽くしてくれることか。
【第3位】「国の『罠(?)』には、喜んでハマれ」
「投資」と聞くと、私たちは「リスク」や「損」を考えます。 ですが、本書は「国が用意した、やらないと損な制度」を徹底的に使え、と教えてくれます。
「新NISAとiDeCo。この『最強の節税制度』だけはやれ」
人事労務として、私は「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の導入検討に関わったことがあります。 その時の感想は「……何だこのチート制度は」でした。
掛け金が全額「所得控除」になる。 つまり、その分、翌年の住民税や所得税がガッツリ安くなる。 (給与計算担当として、控除額のインパクトは日々見ていますから、その凄さがわかります)
新NISAも同様です。利益が「非課税」になる。 普通、株で儲けたら約20%も税金で持っていかれるのに、それがゼロ。
国が「老後のことは、もう自分でなんとかしてくれ。その代わり、税金は優遇してやるから」と用意した制度です。 これは「罠」というより、「乗らないと損するボーナスステージ」です。
本書(マンガ版)は、このNISAとiDeCoの仕組みを、非常に分かりやすく解説してくれます。 「投資は怖い」という人の多くは、この「国が用意したセーフティネット」の存在を知りません。 本書は、その「知らなかった」という最大のリスクを、わずか数時間で埋めてくれるのです。
どんな人におすすめなのか?
この本は、すべての日本国民が読むべき「お金の教科書」だと確信していますが、ペルソナ(Low calm)の視点から、特におすすめな人・そうでない人を明確にします。
⭕️ この本を「読むべき」人(時間の価値が爆上がりする人)
- 投資を始めたいが、何から手をつけていいか分からない人
- 結論(インデックスファンド)と、具体的な行動(NISA)が明確に示されます。もう迷いません。
- 銀行の窓口や保険の営業に「勧められた」経験がある人
- なぜ彼らがそれを勧めてきたのか、その「裏側」が理解できます。二度とカモにされません。
- 私のように「老後や将来のお金」に漠然とした不安がある人
- 難病を抱えた私ですら、「これならできる」と思えました。「不安」が「具体的な行動」に変わります。
❌ この本が「時間の無駄」になる人(読まなくていい人)
- すでにNISAやiDeCoで「インデックス投資」を実践している人
- 内容は「知ってること」ばかりです。再確認にはなりますが、新しい学びは少ないでしょう。
- 個別株やFXで「短期的に大儲け」したい人
- 本書は「ほったらかし」「長期積立」という、最も退屈で、最も確実な方法を勧めています。刺激を求める人には向きません。
- 「お金の哲学」や「経済史」を深く学びたい人
- 本書は「ハウツー(How to)」に特化しています。「なぜ(Why)」を深く知りたい場合は、別の分厚い専門書をどうぞ(私は挫折しましたが…)。
著者と本の詳細
本書は、まさに「最強のタッグ」によって生み出されています。
- 著者:山崎 元(やまざき はじめ)
- 経済評論家。専門は資産運用。2024年1月に逝去されました。
- 彼の「(金融機関にとって)不都合な真実」をズバズバと語るスタイルは、多くの投資初心者を救ってきました。本書はその集大成とも言える内容です。
- 著者:大橋 弘祐(おおはし こうすけ)
- 作家、編集者。難しい内容を分かりやすく伝えるプロフェッショナル。
📖 本のデータ
- タイトル: 『新NISA対応・マンガ 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
- 出版社: 文響社
- ページ数: 240ページ
- 発売日: 2023年11月17日
🗣️ 世間の口コミ(X(旧Twitter)の代わり)
私一人の意見では偏るかもしれません。Amazon以外(誰もが見るため)の、より「生」の声に近いプラットフォームから、信頼できる口コミを集めました。
良い口コミ
新NISAを始めるに当たり玉石入り混じる情報の中から山崎さんの教えに出会えた事は本当に運が良かった。#オルカン#山崎元 さんの配偶者【初登場】「スポンサーに嫌われ講演が流れることは頻繁にありました」https://t.co/jvaPa1ETi9
— きゃっと (@wildcatnexus) August 1, 2025
昨年から投資を始めてああだこうだと考えていて、それはそれはで楽しいですが、
— コタシロポン@投資🔰年収400万サラリーマン (@kotashiropon) January 26, 2024
山崎元さんが仰られていたように、
つみたて投資枠、成長投資枠、という枠に関係なく、オルカンを買いたいだけ買って、あとは放置がいちばん最適解なのかもしれない😂#山崎元#eMAXISSSlim全世界株式#オルカン
悪い口コミ(または懸念点)
https://t.co/gyqSY6jIBa
— ごましお@インデックス投資でも富裕層 (@okowa1215) January 10, 2025
山崎元さんの記事を読むと「生活費3~6か月分以外はすべてオルカンに投資!」となります。
そもそもリスク資産の配分を85%とかって決める必要はないってことですかね?#リスク資産#資産配分#山崎元#オルカン
【Low calmの所感】 「悪い口コミ」が非常に少ないのが本書の特徴です。 あっても「漫画よりも活字が良かった。」といった好みの問題がほとんど。 大半の人が「分かりやすい」「これでいいんだ」と納得している様子がうかがえます。
まとめ:あなたの「時間」を、お金の不安から解放するために
最後に、本書の核心と、あなたが「次に何をすべきか」をお伝えします。
本書が私たちに教えてくれるのは、たった3つのシンプルな真実です。
- 銀行や保険の「おすすめ」は聞くな。(時間の無駄)
- 国が用意した「NISA・iDeCo」という最強の制度を使え。
- 買うのは「全世界か全米のインデックスファンド」だけでいい。
私(Low calm)は、本書を読んでこう感じました。
読む前(Before): FP2級の勉強はしたけど、投資はまだ怖い。難病もあるし、老後がとにかく不安。給与計算をしながら「この金額で、みんな本当に老後大丈夫か…?」と勝手に心配している。
読んだ後(After): 「なんだ、やることはこれだけで良かったのか。」 霧が晴れたように、不安が「やるべきこと」に変わりました。 「投資が怖い」のではなく、「(本書の)知識がないまま時間だけが過ぎていくこと」が一番のリスクだったと痛感しました。
あなたへのアクションプランは、たった2つです。
- 本書(マンガ版でOK)を読む。
- 2時間もかかりません。これで、お金の勉強で「失敗」するリスクがゼロになります。
- 本書を読んだら、その日のうちに「ネット証券」の口座開設を申し込む。
- 本を読んだ「高揚感」は、時間が経てば消えてしまいます。「時間は有限」です。行動しなければ、1円も増えません。
- (もちろん、銀行の窓口に行ってはいけませんよ。手数料の高いネット証券もダメです。)
- おすすめ証券口座(無料開設可能)
このブログが、あなたの「大切な時間」を豊かにする一助となることを願っています。 まずは最初の一歩として、この「失敗しない一冊」を手に取ってみてください。

