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人は見た目が9割。いや、判断は0.1秒が9割だ。~DaiGo『スナップジャッジメント』で学ぶ「人を見抜く」技術~

Low Calm
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「本の変人」、Low calm(ロウカーム)だ。 美味しいお茶と、それに合う一冊をこよなく愛している。

私のモットーは「あなたの時間を大切にすること」。 ランチのメニュー選び、着ていく服、取引先へのメール返信。私たちは日常の些細な「決断」に追われ、疲弊していないだろうか。

さらに言えば、仕事や人生における「人選び」の決断。 「この人は信頼できるか?」 「第一印象は良かったのに、なぜこんなことに……」 「あの時、別の人(選択)を選んでいれば」

もし、あなたがそうした「決断疲れ」や「人選びの失敗」に心当たりがあるなら、この記事はあなたのためのものだ。

私は年間150冊ほどの活字を浴びる中毒者だが、同時に本業では人事労務管理の仕事をしている。日々、「人」を評価し、判断し、見抜くことが求められる立場だ。だからこそ、「人選び」の失敗がどれほど大きな時間の無駄とコストを生むか、骨身に沁みて理解している。

今回紹介する一冊は、メンタリストDaiGo氏の『秒で見抜くスナップジャッジメント』。

結論から言おう。 この本は、あなたの「迷う時間」と「人を見る目のなさ」を劇的に改善する、即効性の高い武器だ。

この記事では、私がなぜそう確信したのか、ネタバレを一切せずに解剖していく。

この記事から得られるもの

  • 人事労務のプロ(私)が選んだ、「人を見抜く技術」の核心がわかる。
  • 本書を読むべきか、読むべきでないか、この記事を読み終える頃には「即決」できる。
  • もし本書を読めば、「なんとなく」で人を判断していた自分が、科学的な「根拠」を持って人を見抜けるようになる。

この記事は、最初だけ読んでもいい。 だが、最後まで読めば、あなたは「人を見抜く」という一生モノのスキルを手に入れるための、最短ルートを知ることができるだろう。あなたの貴重な時間を、これ以上「人選びの失敗」で無駄にしてはならない。


📖 Low calmが「グッときた」ところベスト3

私が本書を読み、特に心を動かされた箇所を3つ、ランキング形式で紹介する。 順位は第1位からだ。あなたの時間を無駄にしないため、最も重要な核心からお伝えする。

【第1位】「直感」の正体は、無意識の「高速データ分析」である

詳細は伏せるが、本書は「直感」や「第一印象」といった曖昧なものを、科学的な根拠(先行研究)をもって「言語化」している。

私が最も衝撃を受け、そして安堵したのがこの部分だ。 私は本業(人事労務)で、毎日多くの人と面談や面接を行う。その中で「あ、この人は活躍しそうだ」「この人は、言葉は綺麗だが何か違う」という「直感」を感じる瞬間が多々ある。

しかし、その直感を信じて良いのか? それはただの「偏見」や「好み」ではないのか? 長年、私は自分のこの「直感」を信頼しきれずにいた。判断の根拠を説明する際に、「なんとなく」という言葉は使えないからだ。

だが、本書はこの「直感」の正体を、「過去の経験や知識が、無意識下で高速にデータ照合された結果」であると喝破する。

つまり、私が感じていた「直感」は、単なる当てずっぽうではなかった。それは、私が過去に経験した何百、何千という「成功パターン」や「失敗パターン」の膨大なデータに基づいた、「無意識の高速データ分析」の結果だったのだ。

これを知った時、長年の霧が晴れる思いだった。 自分の「直感」は、鍛錬によって磨き上げられた「スキル」なのだと。

もちろん、本書は「直感を盲信しろ」とは言っていない。むしろ、その直感が「正しい分析」なのか、それとも「ただの偏見(バイアス)」なのかを見分ける方法こそが、本書の核心(スナップジャッチメント)だ。

人を見る目を鍛えたいすべてのビジネスパーソンにとって、この第1位の箇所は必読だと断言できる。

【第2位】相手の「能力」は、〇〇〇に現れる

本書では、相手の知性や能力、誠実性などを、具体的な「外見的特徴」や「持ち物」から見抜く方法が、実に7つの視点で解説されている。(詳細は本書を)

「人は見た目が9割」という本が流行ったが、本書はそれをさらに科学的に、かつ具体的に深掘りしている。

私が特に「グッときた」のは、相手の「誠実性」や「勤勉性」がどこに現れるか、という部分だ。 人事で採用業務をしていると、「自分は誠実です」「真面目に努力できます」と誰もが口にする。だが、その言葉が本物かどうかを判断するのは至難の業だ。

本書が示す「着眼点」は、非常に具体的だ。 例えば、相手の「靴」や「カバン」の状態、あるいは「SNSの投稿スタイル」。これらが、その人の自己管理能力や、他者への配慮のレベルを如実に反映しているという。

考えてみれば当然だ。 「大切な商談」の日に、泥だらけの靴で来る人を、私たちは「信頼できるパートナー」と判断できるだろうか? 「細部」にこそ、その人の本性が宿る。

私はこの章を読み、自分の持ち物や身なりを改めて見直した。自分自身が、他者から「信頼に足る人物」としてスナップジャッチメントされているかを省みる、良いきっかけになった。

【第3位】危険な人物(ヤバいやつ)を見抜くための防衛線

本書では、「サイコパス」「ナルシスト」「マキャベリスト」といった、関わるとあなたの時間を食いつぶす「危険人物」の見抜き方について、専門の章が割かれている。

私はイヤミス(読後感の悪いミステリ)が好きだ。だからこそ、人間の「悪意」や「歪み」には敏感な方だと自負している。 しかし、現実の職場で出会う「ヤバいやつ」は、イヤミスの登場人物のように分かりやすくない。

彼ら(彼女ら)は、一見すると非常に魅力的で、人当たりが良いことが多い。 だが、その裏で平気で嘘をつき、他人を利用し、組織を疲弊させる。人事労務として、こうした「隠れた危険人物」によってどれだけ多くの善良な社員が疲弊し、貴重な時間が奪われてきたか、私は嫌というほど見てきた。

本書が示す「防衛線」は、彼らが発する「微細なサイン」を検知する方法だ。 例えば、彼らが多用する「特定の言葉遣い」や、「成功体験の語り方」。

もし、あなたが今の職場で「あの人、一見いい人だけど、なぜか信用できない」と感じる相手がいるなら、本書のこの章は即座に役立つだろう。 自分の身を守り、自分の貴重な時間を守るための「防衛術」として、これほど実践的な内容はない。


👥 どんな人におすすめなのか

「時間の無駄を嫌う」私が、本書を読むべき人・読んでも無駄になる可能性が高い人を正直に提示する。

〇 おすすめな人(3パターン)

  1. 人事、営業、管理職など「人を見る目」が給与に直結する人 採用、商談、部下育成。全ての土台は「相手の適性や本質を見抜く」ことだ。本書は、あなたの判断に「科学的根拠」を与えてくれる。私のようにもやもやしていた「直感」が、確信に変わるはずだ。
  2. 優柔不断で「決断疲れ」している人 「AとB、どっちが正解か分からない」。その迷っている時間こそ、人生最大の無駄だ。本書は「人を見抜く」本だが、その根底にあるのは「素早く正しい判断を下す」技術だ。日常の決断スピードが格段に上がるだろう。
  3. 過去に「人選び」で大失敗した経験がある人 恋愛、友人関係、ビジネスパートナー。「あの時、信じなければよかった」という後悔は、深く心を蝕む。本書は、同じ過ちを繰り返さないための「ワクチン」だ。なぜ騙されたのか、次に出会うべきでない人の特徴が明確にわかる。

× おすすめしない人(3Kパターン)

  1. 【感覚派】科学的根拠より、自分の感覚だけを信じたい人 本書は徹底して「科学」と「研究データ」に基づいている。スピリチュアルな「ひらめき」や、根拠のない「勘」を信奉する人には、退屈な統計データ集にしか見えないだろう。時間の無駄だ。
  2. 【固定観念派】「人は見た目で判断すべきではない」と強く信じている人 本書は「見た目(外見情報)」から内面を推察する技術を説く。もちろん、それが全てではないと断った上で、だ。「人は中身が全て」という理想論に留まりたい人には、本書の現実は受け入れ難いかもしれない。
  3. 【知識コレクター】DaiGo氏の本を既に何冊も読んでいる人 正直に言おう。DaiGo氏の書籍や動画を熱心に追いかけている人にとっては、「どこかで聞いた話」の集積だと感じる可能性は否めない。氏のスタイルが「複数の研究を引用し、一つの結論にまとめる」ことにある以上、これは宿命だ。もしあなたが氏の熱心なファンなら、本書で得られる「新しい学び」は少ないかもしれない。

📚 本書の詳細(目次・著者情報)

目次

本書は、単なるテクニックの羅列ではなく、体系的に「見抜く技術」を学べるよう構成されている。

  • 第1章 人を見抜く前に知っておくべき3つの誤解
  • 第2章 能力を見抜く7つのスナップジャッジメント
  • 第3章 性格を見抜く3つの方法論
  • 第4章 ウソを見抜く4つの戦略
  • 第5章 パートナーを見抜く5つの着眼点
  • 第6章 やばいやつを見抜いて自分を守るための3つの防衛線
  • 第7章 8週間トレーニング

(出典:『秒で見抜くスナップジャッジメント』目次 / 参照:紀伊國屋書店ウェブストアhttps://www.kinoku.jp/f/dsg-01-9784877232283

著者のプロフィール

メンタリスト DaiGo(めんたりすと・だいご) 1986年、静岡県生まれ。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を読み、操る技術「メンタリズム」を駆使する日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。 現在は、作家、大学教授、企業顧問として活動の幅を広げ、人間心理に関する膨大な研究と知識をベースにした動画配信や企業コンサルティング、書籍執筆を行っている。著書は累計400万部を超える。

本の詳細

  • 書名: 『秒で見抜くスナップジャッジメント』
  • 著者: メンタリストDaiGo
  • 出版社: 興陽館
  • 発売日: 2018年9月12日
  • ページ数: 272ページ



💡 まとめ:判断に迷う「時間」を、人生から削除する

さて、長々と私の「グッときた」話に付き合ってもらった。 最後に、本書の核心をもう一度提示して締めくくろう。

私が選んだ「グッときたところベスト3」は、バラバラのようで、実は一つの線で繋がっている。

第1位:直感は「無意識のデータ分析」である。 第2位:そのデータ(ヒント)は「外見や持ち物」に現れる。 第3位:そして、その技術は「危険人物」から自分を守る防衛線になる。

つまり、『秒で見抜くスナップジャッジメント』とは、あなたの「なんとなく」を「確信」に変え、根拠を持って人を判断し、無駄な人間関係や決断の迷いを人生から削除するための、超実践的な「思考の武器」だ。

私自身、本書を読んでから、面談や日常で感じる「直感」に自信が持てるようになった。 「なぜ」そう感じたのかを、本書が示したチェックポイント(服装、言葉遣い、表情)に当てはめて、冷静に分析できるようになったからだ。

あなたへのアクションプラン

もし、あなたがこの記事を読んで「この本は、自分の時間を守ってくれるかもしれない」と少しでも感じたなら。

アクションプランは一つだ。

「明日、あなたが最初に出会う『判断に迷う人』を、本書のテクニック(例えば第2章の7つの視点)を使って分析してみる」と決意することだ。

まだ本を読んでいなくても構わない。「この人の靴はどうか?」「言葉遣いに矛盾はないか?」と意識を向けるだけで、あなたの「人を見る目」は確実に変わる。

私たちの人生の時間は有限だ。 その貴重な時間を、「人選びの失敗」や「無意味な決断の迷い」で消費し続けるのは、もう終わりにしよう。

あなたの時間が、価値ある読書体験によって守られることを願っている。


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